2015/07/12

カカオから作るタブレットチョコレート

去年の6月に店舗物件を契約してから早いものであっという間に1年!!

今月は店舗隣りの物件を事務所として契約しました。
別にお店が大きくなったわけではないのですが、今後の期待と不安にちょっとドキドキです。


去年この物件を見つけて問い合わせをした時はまだまだ販売商品もほとんど決まっておらず
「チョコレート屋さんでもいいかなぁ〜」なんて思っていました。

チョコレートだけなら設備も少なく、匂いも出ないので飲食不可の物件でもいけるのでは?
と思っていたからなんですが、結局こんなに品揃えの多いお店になるとは!


小麦・卵・乳・大豆・白砂糖を使わないスイーツ

をやっていますが、基本的には小麦や卵のスイーツを再現しよう!と思ったことはありません。
「小麦っぽく」とか「卵っぽく」とか意識したこともないし、代用とも思ってない。

たまに「卵の代わりには何を使うのですか?」と聞かれたりしますが
代わりにこれを使う、という発想ではなく全くゼロから違うレシピなのです。

なので小麦も卵も乳も大豆も砂糖も使わずに何か美味しいもの作れないかなぁ〜〜〜〜
と考えていた時に一番最初にできたものが100%カカオのチョコレートです。


はじめて作ってみて、苦くて食べれないかと思いきや、、
あれ?めちゃくちゃうんまい!!!

ということですっかりチョコレート作りにはまったのですが、
やはり一般的には少し甘みのあったチョコの方が好まれるだろうな。

ということで90%とか88%とか色々作ってみました。
その時家にあったトッピングを適当にのせてみたりして、第一号はクランベリーとサンフラワーシード。


今では色々種類も増えて、カカオ%も定着して70、80、85、100%の4種。
それにキャロブを入れた5種類のタブレットを作っています。

カカオからチョコが作れた時も感激だったけど、
キャロブのチョコが作れた時はもっと感激!!

買いたくて色々探したけど、売っているところ(作っているところ)がなかったから。
試しに作ってみたら、「あれ?できた!」という感じでした。


ところでお砂糖は他の商品と同じ、奄美産の茶色いお砂糖「素焚糖」を使っていますが、
湯煎にかけても砂糖の粒子が溶けないのでちょっとシャリシャリッと残るんですね。

最初はこれが気になって、コンチングマシーンを買っちゃおうかな?
なんて思っていたのですが

「豆から作るわけじゃないしなぁ、、マシーンあったらどうせなら豆からやりたくなるしなぁ、、」
と。あ、これが「チョコレート屋さんでもいいかな」と思った理由にもつながるのですが。

今では「この独特のシャリシャリがいい〜」
なんて声もちらほら聞くので、欠点を隠さないで前面に出したら個性になった!

という良い例になりました。


と、チョコレートには思い入れもあるし、手前味噌だけど本当に美味しいと思うし、
どの商品が売れても嬉しいのですが、チョコレートのリピーターさんが増えると本当に嬉しいのです!

将来おばあちゃんになってケーキなど作る体力がなくなってきたら、
その時はいよいよチョコレートだけにする!ってのもいいなぁ〜〜〜

などと今から老後のこと考えたりしてます。
(チョコばぁちゃん)悪くないかも




そうだ!今後の野望ですが、、、
チョコレートシリーズでまた新しいラインアップを考えています!

成功するか?商品にはならないか?
まだわかりませんがもうちょっと涼しくなってきたら開発してみます!!

お楽しみに〜〜〜




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