2017/03/22

ナッツフリー・シュガーフリー

以前から課題だったナッツフリー・シュガーフリーの商品、少しづつですが増えてきています!ホームページにトップにも書いてある通り、Coconut Dreamは「食べられる喜びを分け合いたい!」という気持ちが大本にあります。だから小麦・卵・乳という3大アレルギーに加えて、白砂糖に大豆まで全商品に使わない!と決めました。(未だに小麦の入ってないものどれですか〜〜?などと聞かれますが、全部です!!)

自分が大豆過敏だった事もありますが、大豆アレルギーは今後増えてくるのではないなかぁ〜と予測していました。小麦と同じように大量生産で遺伝子組み換えのものも大量に出回っており、日本では遺伝子組み換えについての表示が緩くかなりの大豆製品に使われているという現状、、これで何も起こらないわけがないですよね。

大豆=健康というイメージがありますが、実際に大豆で不調になっている方もたくさんいるみたいです。私自身も色々試しましたが、今は豆腐も煮豆もまったく食べなくなりました。発酵した大豆はたまに摂っています(味噌、醤油、テンペ、納豆)もちろん体質によって豆腐や豆乳が全く問題ない方も多いと思いますので豆腐が良くない!と言いたいわけではありません。


と、話は戻りますが小麦・卵・乳・大豆・白砂糖は使わなくても、やっぱりその他のアレルゲンもたくさんあります。厳密に上げていくと本当にキリがないのですが(バナナ、りんごその他フルーツのアレルギーも多いし、カカオ、バニラ、きび砂糖、麦全般、あとココナッツのアレルギーもあるかもしれません)中でも多いのはナッツ類!これは最初から無視できない事実でしたが、あれこれ使わないでお菓子を作ろうと思うとナッツの油脂やコクがものすごく「使える」素材だというのも事実です。

なので全商品ナッツフリーには今のところ到底できませんが(個人的にナッツ大好きだし😁)ナッツが食べられない方にも「こんなにたくさんの種類のものを食べれる〜〜〜」という喜びを味わっていただきたくて少しづつラインアップを増やしています!食べれない人にとって、選択肢がないというのは地味にツライんですよね。1個でも2個でも食べれればいいじゃん!と思うかもしれませんが、やはり選択肢がひとつでも多いのは嬉しいことです。


こちらが現在のナッツフリー商品の一覧。(今日さらにキャロブミルキィーを追加したのでまた増えました☺️)ホームページのBakery Menuページからご確認いただけます。

その他もうちょっと頑張ればナッツフリーにできるかなぁ〜という商品もありますので今後もうちょっと増えると思います。


個人的にとても気に入ってるナッツフリーのカカオクランブル。カリサク食感でちょっとホロッとしたココナツクランブルとはまた違った美味しさです。



そしてシュガーフリー商品。こちらも結構聞かれる事が増えてきました。お砂糖を気にする方の中には糖尿病の方や糖質制限をしていて血糖値の上昇が気になる方、お子さまが小さいうちは砂糖をあげたくない方、きび砂糖にアレルギーのある方もいらっしゃいます。もちろん特にアレルギーや病気はないけど健康に気をつけていてなるべく砂糖を摂らないようにしている方も大勢いらっしゃると思います。

色々な種類のお砂糖の中で、Coconut Dreamでは奄美産の素焚糖を使っていますが、理由は栄養価が断トツで高かったからです。きび砂糖由来であることや、血糖値を上げる事には変わりないのですが(白砂糖よりはかなりマシなはずですが)ミネラルがたくさん残っているということは、白砂糖のように代謝の時に体の中のミネラルをたくさん奪う事はないだろう、ということは体にやさしいと言えると思います。

てん菜糖、はちみつ、アガベ、オリゴ糖、米飴、デーツシュガー、ココナツシュガー、モラセス、色々な白砂糖の代わりがありますが、どれも一長一短で完ぺきなものはないので、それぞれ試してみて自分の体に合うものや好みのものを使えば良いのだと思っています。

個人的にははちみつやアガベなどの液体の糖類は摂るとドキドキするのです。でも不思議とモラセスはそうなりません。他のお砂糖は農薬や品種の問題だったり、手に入りにくかったり(家庭で少量使うのとはわけが違うので、業務用となるとまた限られます)使いにくい状態だったり(粒子が大きい、クセが強い、色が強い、溶けにくい、扱にくい、などなど)と、色々な事を考えるとベストだったのが素焚糖なのです。そして何より味がおいしい!素焚糖は本当においしいです。

*お店で使うには、ということなので素焚糖が絶対に一番体に良いお砂糖だ!!と言い切るつもりはありません。


しかし、「お砂糖(あまり)使ってない商品どれですかぁ〜?」と聞かれるお客さまのほとんどが、結局は一番甘めなお菓子を買って行くという、、、

結局甘いのがみんな好きなんですよね。聞いた方は多分「コレとコレと〜」と甘くて美味しそうなチョコレートバーやシナモンロールなどを指してくれると期待しているのかもしれませんが😅 シュガーフリーということは、やっぱり(あんまり)甘くないということ。できるだけ美味しく食べられるギリギリのシュガーフリーのものしか作らないようにしていますが、実際(ある程度ですが)甘ければ甘い方が美味しい!のは悔しい事実です。

なのでシュガーフリーの商品をあえて選ぶということは「本当はもっと甘ければもっと美味しいんだけど、体の事を考えてこれくらいの甘さになっている」ということを理解していただければと思います。もともと甘くないチーズボールやパンなどは別ですが。

ただ、たまにヨソのものを食べて「あれれ、全然まったく甘くない!!」というお菓子があるのですが、やはり「甘さ控え目」であってもある程度の甘さは必要だというのが私の考えです。減塩にしても甘さ控え目にしても、味がないほどのものは全然美味しくないし食べていて虚しくなります。何か他のもので工夫して味を補ってあればまだ良いのですが、、、甘くなさすぎて美味しくないお菓子を食べるくらいならお菓子はいらない!お菓子を食べるなら多少の覚悟と妥協(健康面で)はして美味しく食べる!というのが私のモットーです。あくまで個人的なはなしですが😁 (お店で買うなら、という事でご家庭では全然甘くな〜いお菓子をしょうがなくむしゃむしゃ食べる〜 甘くないけど一緒にみんなで食べると美味しいよね〜〜 体にやさしいしね〜 とか全然アリだと思います)


(ちなみに個人的な意見ですがお料理があまり上手じゃない方、おいしくない、という方は塩加減が薄すぎる傾向が多いと思います。外食が美味しいのはしっかり(適度に)塩を効かせているからというのも大きな理由かなと。もちろん腕もありますが。そして甘いお菓子にもある程度の塩分は必要です!)

(Coconut Dreamのお菓子が甘すぎる!!という意見がある事も知っています。多分普段からあまり甘いものを食べない方や甘さ控え目のお菓子を食べている方からしたら、商品によっては「かなり甘い!」と感じられる事もあるかな〜と思います。お砂糖は甘さだけじゃなくて、食感、見た目、保存性(柔らかく保つ力)など色々な役目があるので、色々な理由から今くらいの甘さになっています。家庭で作るお菓子とはまた違うものであるべきと思っています。それでも最終的には美味しくないと意味がないので、色々な意見も聞きつつ常に改善していけるところは改善していくつもりです)

こちらができたてホヤホヤのキャロブミルキィー シュガーフリー・ナッツフリーです

それとひとつ言わなければならないのが、シュガーフリーだから「糖質OFF」というわけではないという事です。あくまでお砂糖を使っていないというだけで、米粉や玄米粉、タピオカ粉、などの粉類やドライフルーツ、バナナ、など糖質が高い食材も使っています。お砂糖たっぷりのものよりは少しは糖質が少ないかなぁ〜というくらいかもしれません。

ただ、白い米粉だけを使わずに玄米粉も配合したり、繊維やミネラルの多いオートミールやナッツを使ったり、と血糖値を上げにくくする工夫も考えています。でも比べると「上げにくい」だけで「上げない」わけではありません😅

魔法のように甘くておいしくて、でも糖質もなく血糖値も上げず、体に悪い添加物や甘味料も使ってない、そんなお菓子があったら私も飛びつきたいです!!いつかはそんなお菓子ができる日もくるのでしょうか、、

「甘くないおやつ」というのもいくつかあっても良いかもしれませんね。ハーブ味のクッキーなど、、シュガーフリー商品も今後もう少し増えてくると思いますので楽しみにしていてくださいね〜


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