2014/06/30

初心を思い出す 〜チョコレート

商品開発が一段落してオープニングのラインアップが決まってきたところで、ふと「トレードマークの商品はなんだろう」「一番思い入れのある商品」「みんなの中で印象深い商品」「Coconut Dreamのイメージの商品」は何だろうと考えました。

一番はじめに商品になったものは何だと思いますか?????

実はチョコレートケーキです。デビルスフードケーキというアメリカのチョコケーキなのですが、仕上げはザッハトルテ風にチョココーティングしたもの。私のバックグラウンドであるアメリカの定番の生地と、はじめて勤務したオーストリア料理のレストランで作っていたザッハトルテの知識と技術を合体しました。そしてもちろんレシピは全く新しい材料で作るグルテンフリーで卵も乳も大豆も使わないもの。はじめて上手くいったグルテンフリー・ヴィーガンのレシピでもあります。


重曹を入れるので深い赤っぽいチョコレート色になります。デビルスフードの特徴です。


写真の日付を見たら1月8日でした。記念すべきCoconut Dream第一号は1月8日に始まったのですね。季節だった金柑となぜかブルーベリー(1月に出てたのですね、、)を使いました。


こちらは同じケーキをセルクルで抜いてジャー(瓶)に詰めるジャーケーキです。これずっと作りたかったのでわくわくしました!


同じくチョコクリームと金柑とブルーベリーを中に入れました。


ジャーケーキは蓋を開けた時にウキッ♫とするようにスプリンクルをちょっとだけ散らしました。ホールケーキの方はシンプルでシックな仕上げ。


スプーンをリボン結びでつけるのがとても難しかったです、、、


そういえば!このジャーケーキは商品として置こうかどうか、まだ決めていませんでした。ピクニックやお土産に持って行くのにも最適だし、ちょこっと食べて蓋をして冷蔵庫に保存して、とちょこちょこ食べるのにもおすすめだし、瓶は後から使えるしで結構良いアイデアだと思うのですが(そして何と言ってもかわいいし!)こうやってぎゅぎゅっと詰めると結構量の割には小さく見えるのと、瓶代がプラスされるので結構お高くなっちゃうんですよね、、

そして翌日の1月9日、Coconut Dreamのチョコレート第一号はこれでした!はじめてカカオから作ったチョコレートが形になった時は感激でした!!


大きめの丸と今使っている丸と、2種類作りました。具はオーガニッククランベリーとナッツとひまわりの種と塩。何%だったか忘れました、、、多分86とかかな?86%のチョコって見慣れてた感じがしたので。でも半端な数字が嫌いな私は今は70とか85とかキリの良い数字に合わせてやってます。レシピなんかでも14gとか嫌いで15にしちゃう。半端数字でわざわざ作る人の気持ちがわかりません、、、、(1gで差が出るものは別として、大抵出ないよ)この時は、大きめの丸の方の型でいこうと思っていたのですが、作って食べてみたら大き過ぎて食べ応えありすぎ。噛むのがちょっと大変。ということで本当は型が足りなくなったから急遽チビ丸を使ったのですがそっちの形の方がむしろぴったり!だとわかりました。

この時はたまたま家にあった型で、ということだったのでその後シリコンのちょうど良い型を探そう〜♫なんて思っていたのですが、結局シリコンでも良い形は見つからず未だにこのまるっこいコロンとした形がベスト!ということになっています。

こういう事が多々あるのですが、何も考えずにパッと手に取ったもの、ひらめいたもの、これでいいや!と決めたもの、えい!っと勢いで決めたものの方が、実はよくよくじ〜〜〜〜〜っくり考え抜いて決めたものよりも良いチョイスだったという事。「偶然はない」とか「潜在意識の方が良い答えを知っている」なんて事を度々感じています。


ちょっと今のチョコとは表情が違いますよね〜 
(クランベリーとひまわりの種と塩はとっても美味しい組み合わせなのでこれやらなきゃ!)

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