2014/03/14

カシューレーズンブラウニー

ブラウニーは大好きな大好きなスイーツ。一番思い入れのあるお菓子でもあります。ブラウニーにしてもクッキーにしても、こういうシンプルで家庭的なスイーツって実はプロのパティシエよりもお料理なんてあんまりできないような人がパパッと作ったのが信じられないくらい美味しいのです!アメリカに居る頃、大学のクラスメイトが持ち寄りパーティーに持って来たチョコチップクッキーやブラウニーが激的に美味しくてレシピを聞いて作ったりしていましたが何故か同じ味にならない、、、不思議なスイーツです。

その後色々とレシピを研究して、自分なりの黄金レシピができました!まだ音楽メインの生活をしていてお菓子作りは趣味だった頃です。当時は有名だったあるお菓子サイトに私のコーナーを作っていただき、そこにレシピを載せたり、まだfacebookやSNSがあまり発達していない頃Cookpadを毎日のように使ってレシピをのせたり色々な方と交流したりしていました。その頃の自慢のレシピがブラウニーとチョコチップクッキーでした。

その後何年も後、そのブラウニーをアルバイト先のカフェで作って「プチKAORIスイーツコーナー」みたいな感じで販売したり、兄のパン屋「ホトトギス」でも販売していました。今は兄がレシピを変えて米粉バージョン(卵や乳はあり)を作って引き続き販売していますが、自分的には元祖のレシピが美味し過ぎてなかなかグルテンフリー・ヴィーガンバージョンを作る気持ちになれませんでした。「どうせお砂糖控え目でバターもなしじゃ美味しくない、、、」と思い込んでいたのです。

で、前置きが長いのですがこのレシピは今までのブラウニーとは全くの別物、味も食感も見た目も違いますがかなり好みのブラウニーができました!米粉ブラウニーやヴィーガンブラウニーは何種類か試したことはあるのですが、どれもぱさっとしていたりもさっとしていたりもろもろっとしていたりで、美味しいのだけど「チョコレート菓子」という感じで「ブラウニー」とは言えない感じのもの。ブラウニーはやっぱりあのぎゅっと詰まった感じが魅力だと思うのです。ケーキとクッキーの中間の存在というか、パワーバーみたいな感じというか、、日本にあるブラウニーは結構ケーキよりのものが多い気がします。

まだこのレシピでも少しぽろぽろっと崩れやすい感じはあるものの、甘さはかなり控え目なのにカカオの風味が濃いところやぎゅぎゅっと詰まった感じの食感はかなり好みです!中には大好物のカシューナッツとレーズンを入れました。もうちょっとお砂糖を増やすか、つなぎになるものを加えてさらにまとまりやすく、できれば少しネチッとした感じが出れば理想ですが。ただ、ふんわりしっとりのケーキ風ブラウニーを想像している日本人にはかなりイメージが違うと思います。


この機会に昔の写真を少し掘り出しました。卵もバターもお砂糖(三温糖)もたっぷり使っていた頃のブラウニーです。

ピーナツバターブラウニーとレギュラーブラウニー

黒ごまブラウニー

くるみのブロンディー

抹茶、ミルク、きなこマーブル

この表面の美味しそうな照りとヒビ!これがたっっぷりのお砂糖と卵の成せる技です。このブラウニーは本当に理想的で真ん中はネチッ、表面はサクッ(焼きたての場合)、ふわりと柔らかい部分もあり生チョコの用な部分もあり、でも甘すぎずぎゅっ!っと味も詰まっていて。誰が食べても絶賛!の味でした。今自分が食べるとどう感じるのかなぁ〜 きっと「甘っっ!!!」と思うのか、意外と普通なのか、、、

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