2014/08/10

マダガスカル

映画じゃないですよ、、マダガスカル。この私、マダガスカルに住んでいました。今から10年ほど前に2年間くらい。たったの2年、ですが時の流れがゆったりとしたマダガスカルにもっともっと長い間いたような気がします。思い入れも強いし、子どもの頃から5カ国移り住んであちこちに旅行や短期滞在してきた私にとってもとてもカルチャーショックの強い場所でした。

「世界にこんなところがあったなんて!!」

という感じ。ここでは長くは書きませんが、そのうちマダガスカルの事も色々書いてみたり発信してみんなに知ってもらいたいな!と思っています。

そんなマダガスカルから当時仲良くしていた友人が一時帰国。「バニラ欲しい〜?」の問いに「欲しい!たくさん!!お店で使う!!!」とたくさんのバニラビーンズを買って来てもらいました!


真空パックになっていますが、外からでも甘〜い香りが漂い(いや、ちゃんと真空されていないのか!?)うっとり。現地のマーケットなどで売られているのはとっっっても安いのですがこんなに立派じゃなくて、さやも大きさがまちまちだったり色や香りも薄くて保存性も悪いです。住んでいる時はそういうのを使っていましたが、さすがに生ものでカビも生えやすく、できれば一年くらいは使いたいので今回はグレードの高めの保存できそうなものをチョイスしてもらいました。

さやもぷっくり太くて種がたくさん詰まっていそう!ツヤもあり柔らかでこれは最高〜

そしてもうひとつお願いしたのはマダガスカル産のチョコレート。カカオの栽培から収穫、チョコの製造までマダガスカルでやっています。

住んでいる当時は、まだハイカカオのチョコに興味もなくあんまり美味しいと思えなかったなぁ〜 今100%カカオとか食べれるようになって、この味をどう思うのか!?


4種類ありますが、これは Chocolat Noir au Combava et a la fleur de sel コンババとはこぶみかん。これにフルールドセルというお塩も入ってビターチョコに合わないわけがない!

気になる〜〜!!が、最近試食続きで食べてはクラクラするのでチョコの試食はもっともっと先にします。なんだかこのところ、めまいが日課になっています。血糖値の関係だと思う、、、「倒れるかも!」と思うことも何度もありますが、まだ倒れたことはありません。

食べ物はいっぱい食べているんだけどな。睡眠も申し訳ないくらいたくさんとっているんだけどな。水分もハーブティーなどたくさん飲んでいるし。

そうだ!ベーグルはやっと少し落ち着いてきました!!!!!!!やはり、生地の水分量と発酵時間と茹で時間に秘訣がありました。ただ、今の季節でこう作れているけど、もう少し涼しくなったら、、、また微調整が必要になりそうです。何故なら室温で生地をいじっている数分の間にも発酵が進むから。今10分の間に発酵する度合いと、涼しくなってからの10分では全然違うのです。で、単純に時間を長めにすればいいかというとそうでもなくて、時間が長いとそれはそれで生地がダレたり乾いたりシートにくっついたりと色々問題も起こります。


これはグラハムクッキーとココビスケットの型。マダガスカルで買ったものでもう10年も使っています!新しく買い替えようかなぁと思いましたが、やっぱりこれを使うと気持ちがほっこりするので大事に大事にこれを使い続けようと思います。若干丸が歪んでいますが、、、それも「味」ですね。

こんな型を使っているパティシエ他にいるでしょうか???自分はとってもラッキーな気がしてなりません。これを使う時にどんな気分になるか、、、多分誰にも想像つかないでしょう。自分ひとりの「ひみつのじかん」です。(ひみつのじかん、は初めてお菓子を作るきっかけになった本です。そのうち紹介します〜)

せっかくなのでマダガスカルの写真を少しのっけたいと思います。


道のフルーツスタンドと、マーケットの型屋さん



マーケットの豆や米と、子ども達


カラフルなラフィアのバッグ屋さんと、フルーツマーケット




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