2014/07/04

白猫仙人〜スノウ〜雪柳

ちょっと前にFBに載せた投稿、、


まだ店舗物件をちゃんと探し始める前、ちょうどレッスンを教え始めたばかりの3月後半に実は今の物件を見つけました。そのきっかけはちょうどその時期に満開になっていた雪柳の花。

昔飼っていた猫を雪柳の元に埋めたので、そんな事を思い出している時にちょうど道路の反対側にあったテナント募集の広告を見つけたのです。最初は通り過ぎたけどやっぱり気になったので引き返して満開の雪柳の写真を数枚撮っていました。それから数日間、その物件の事が頭から離れず、、、(それまでは正直都内でお店をやろうと思っていたのです)

思い切って電話してみたら「現在使われていません」そこで、会社名をネットで調べて最寄りの事務所を探して物件の事を聞きに行きました。しかしそこの事務所ではテナント物件は扱っていません、とまた別の電話番号を渡されました。

電話するのが大の苦手なのですが、何となくそこで諦められずまた新しい番号に電話すると、今度は「飲食不可の物件です」と断られました。それでも食い下がらずに「不可というのは重飲食の事ですよね?軽飲食ならOKじゃないですか?」「オーブンを使わない店ならどうですか?例えばチョコレート専門店でもいいんです!」「どういう内容ならテナント許可が下りるのか教えてください!」としつこく訪ね続け、とうとう別の男の人に電話を変えられました。そして事業内容などを詳しく説明して、「じゃあダメもとでオーナーさんに聞いてみます」と、その時は半分くらいはダメだろうなぁ、、と思いつつもなんとなく「絶対いける!」という変な確信もありました。

そして後日「オーナー様より軽飲食ならOKをいただきました」!!!!!まだこの時点では契約の審査に通るかも、実際の費用がどれくらいかかって資金が足りるかも全然わからなかったのですが、「やっぱり!スノウ(猫)が導いてくれたから絶対に大丈夫なんだ!」という確信があって、その後のいくつかの難関もスムーズに切り抜けて今に至るのです。

不思議な話しだけど、本当は猫とも全然関係ないのかもしれないけど、やる気と信念(招き猫が導いてくれた!と信じてたってこと)があれば道は開けるんだ!と実感した出来事でした。






で、続きというかもっと話しがあるのです。

まだ寒かったので花は咲いていませんが、雪柳の元にあるこれが白猫スノウのお墓。冬で何もお花がないから、奥に見えるビニールハウスに行って菜の花を摘んできました。兄がお墓の前で掘ったり埋めたりしてくれていたのですが、、、

私がビニールハウスで菜の花を選んでいると、お墓の方から「ニャー!」とはっきり元気な猫の声。その辺に猫ゴロゴロいるから、と思ったのですが後で兄に聞いたら「ここに居たけど猫の声してないよ」と。え?あんなに離れたとこにいた私には聞こえたのに。もちろんビニールハウスの中に他の猫もおらず。

もしかして私にだけ聞こえるようにスノウが「ニャー!」って来てくれたのかな?(あれ、本当は兄の猫だったんだけど、、)

(雪柳の向こうに見えるのがお店になるところ!)

スノウが生きている時毎日のように、夜寝る時にスノウに話して聞かせていた事があります。あ、その前にスノウに出会う10年前に見た不思議な猫仙人の夢の話しはこちら。


やっと出会えたスノウはきっとこの猫仙人だ!と思っていました。実は兄が10年以上飼っていた猫なのですが、何故か私がもらう事になって最後の2年間は一緒に住んでいました。仙人に出会えた時もすぐに会えなくなって、スノウと一緒に居たのもたったの2年。

それを予感していたのか、毎日言い聞かせていたのは「スノウが猫じゃなくなっても、猫の姿じゃなくなっても、スノウだよ!ってわかるように知らせてね。絶対に絶対に探し出すから!」というような事。猫と人間じゃなくなっても、絶対に見つけ出すから安心してね!そしてわかるようにサインを出してね!忘れないでね、約束!毎日、毎日、なぜかこんな事をスノウに話し聞かせていました。

2年飼っていましたが、死の数ヶ月前くらいだったかな?忘れもしないある夜、「通じ合った!」と感じた日がありました。うまく言葉にはできませんが、私の語りかけを理解したようでした。わかり合えた!通じ合えた!というあたたかい感覚。


きっと、この雪柳はスノウが知らせてくれたんじゃないかな?スノウだよ!って言っているような気がしてなりません。

もうひとつ、関係ないけど思い出した事。スノウの亡骸をタオルにくるみ、お花や葉っぱやクリスマスの飾りやカードで飾り夜が開けるまでずっとずっと触りながら泣いていたのですが、号泣して鼻水でぐしゃぐしゃで「うわ〜〜〜〜ん」となっている時、死後何時間も経っているはずのスノウの鼻から「プクッ」と小さな鼻ちょうちんが出ました。

たまたまそういうタイミングだったのかもしれないけど、一緒に泣いてくれているみたいな感じがしてちょっとだけほっこりしました。

ペットを亡くし、ペットロスになる人も多いようですが、私はいつでもつながりを感じています。「いつかきっちゃんが、、」なんて考えたくもないですがはやり子猫のきっちゃんにも同じように毎日語りかけています。きっとわかっていると思う!




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